東京2020オリンピックで新登場の5競技はコチラ!
新登場する5競技のルールや注目の選手をご紹介!
開催が待ち遠しい「東京2020オリンピック」ですが、今回は新登場する5競技のルールや注目の選手達を手短にご紹介いたします!
①サーフィン
サーフボードに乗って、自然の海を相手に技を競います。
波に乗り、空中に飛び出す『エアー(エアリアル)』というテクニックや、ターンによって水しぶきが上がる『スプレー』など、見た目にもカッコイイ競技です。
【ルール】
- ショートボードを使用し、2~4人で海に入ります。
- 制限時間は20~30分
- 演技の点数が高かった2本の合計点で競い、トーナメント式で順位を決めます。
- 1つの波には1人しか乗れないので、制限時間内にいかに良い波を見つけられるかもポイントのようです。
【会場】
千葉県の「釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ」は、“世界最高レベル”ともいわれる良質な波を求めて多くのサーファーが訪れる海岸です。
これがみんなの見たかったやつやん!次回、6月22日土曜に放送予定のNHK BS1【サーフィン・チャンピオンシップツアー2019】は五十嵐カノアが日本初のCT優勝を果した第3戦のバリ。https://t.co/9IrUODoxiw pic.twitter.com/GfDkJU6Tyy
— SURFMEDIA (@SURFMEDIAJAPAN) 2019年6月16日
7月26日(日)~8月2日(日)の開催期間に4日間のスケジュールで行う予定です。自然の波が相手の競技なので、日程を多めに設けているようですね。
【注目の選手】(敬称略)
男子:五十嵐カノア(21歳)/アメリカ生まれ。両親共に日本人のプロサーファー
女子:前田マヒナ(20歳)/ハワイ生まれ。2018年世界ランキングは日本人最高の14位
②空手
日本のお家芸とも言える空手が東京オリンピックで初採用となりました。
“形”と“組手”が行われ、技のキレや迫力に注目です。
【ルール】
『形(かた)』
『組手(くみて)』
- 1対1で技を出し合い、突き・蹴り・打ちによって獲得ポイントの多さを競います。
- 試合時間は男子3分、女子2分
- 競技エリアは8×8のマット
- 男女とも体重別で3階級に分かれています。
【会場】
日本武道館で8月6日(木)~8月8日(土)に行われます。
【注目の選手】(敬称略)
形 男子:喜友名 諒(きゆな りょう)、新馬場 一世(しんばば いっせい)
女子:清水 希容(しみず きよう)、宇海 水稀(うがい みずき)
組手 男子:荒賀 龍太郎(あらが りゅうたろう)、篠原 浩人(しのはら ひろと)
女子:植草 歩(うえくさ あゆみ)、山田 沙羅(やまだ さら)
③スポーツクライミング
出典:https://www.toto-growing.com/interview32
人工的に作った壁を「ホールド」と呼ばれる突起物を掴みながら、己の身体のみで登るスポーツです。
東京オリンピックでは「スピード」「リード」「ボルダリング」を一人で行い、その合計点を競い合う複合競技となっています。
【ルール】
『スピード』
- 2人の選手が高さ15mで95度に傾斜した同じ形状の壁を駆け登り、先にゴールスイッチを押した方が勝ちとなります。
- スタートからゴールまでに要する時間は、約6~8秒という驚異のスピード競技です。
『リード』
出典:https://mainichi.jp/graphs/20190303/hpj/00m/050/007000g/1
- 6分の制限時間内に高さ15メートル以上の壁のどの地点まで登れるかを競います。
- 壁には最大で約60手の指定ルートがあり、選手はロープを支点に引っ掛けながら、安全を確保して登っていきます。
- トップの支点にロープを掛ければ「完登」となりますが、途中で落ちた場合はそこが記録となり、再トライはありません。
『ボルダリング』
- 高さ4メートル程度の壁に極限まで難しく設定されたコースを4分の制限時間内にいくつ登れるかを競います。
- トップ(最上部)のホールドを両手で保持することができればその課題(コース)はクリア(完登)となります。
- 選手は命綱なしで壁に挑み、途中で落下しても再度トライができます。
- ルートの攻略を考えながら登るので、頭脳と体力と柔軟性が必要な競技です。
【会場】
青海アーバンスポーツパークで8月4日(火)~8月7日(金)に行われます。
【注目の選手】(敬称略)
男子:楢崎智亜(ならさき ともあ)、藤井快(ふじい こころ)
女子:野口啓代(のぐち あきよ)、野中生萌(のなか みほう)
④スケートボード
繰り出されるトリックに観客が魅了されるスケートボードも東京オリンピックで正式競技として選ばれました。
男女ともに、街の中を滑るようなコースで技を競う「ストリート」と、複雑な形のコースで技を競う「パーク」の2種目で行われます。
【ルール】
『ストリート』
- 街にあるような階段や手すり、縁石やベンチ、壁や坂道などを模したコースで行う。
- 競技は一人ずつ行う。
- 様々なトリックの難易度や高さ、スピード、オリジナリティ、完成度、そして全体の流れなどを見て、審査員が採点する。
『パーク』
出典:https://r.nikkei.com/persons/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E6%AD%A9%E5%A4%A2
- アール(湾曲)がついた曲線的な形状のコースが特徴的。
- 勢いを付けて空中へ飛び出す、美しいエア・トリックが見所です。
- 複雑なトリックの難易度や独創性、スピードやダイナミックさ浮遊感なども考慮して総合的に評価され、数値化されます。
【会場】
青海アーバンスポーツパークで『ストリート』が7月26日(日)~7月27日(月)、『パーク』が8月5日(水)~8月6日(木)に行われます。
【注目の選手】(敬称略)
男子:堀米雄斗(ほりごめ ゆうと)、池田大亮(いけだ だいすけ)、平野歩夢(ひらの あゆむ)
女子:西村碧莉(にしむら あおり)、四十住さくら(よそずみ さくら)、中村貴咲(なかむら きさ)
⑤3×3バスケットボール
人気急上昇中のストリート系バスケも、正式種目に選ばれました。スピーディーかつファッショナブルなバスケに注目です。
【ルール】
- 試合時間は10分間で、「得点の多い方」または「21点先取」した方の勝利。
- 1チームは控えも含めて4人構成で、交代は何回でも可能です。
- コートは縦11m、横15mで1点エリアと2点エリアがあります。
出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/konagayoshiyoko/20170907-00075492/
【会場】
青海アーバンスポーツパークで7月25日(土)~7月29日(水)に行われます。
【注目の選手】(敬称略)
男子:鈴木慶太(すずきけいた)、小松昌弘(こまつまさひろ)
女子:前田有香(まえだ ゆか)、安江舞(やすえ まい)
東京2020オリンピックの新種目まとめ
5つの新種目のルールなどをまとめてみましたが、ストリートカルチャーから発祥したスポーツが多く見られ、若い人達にとっても東京オリンピックは楽しめるものになるのではないでしょうか?
以上、「東京2020オリンピックで新登場の5競技はコチラ!」を手短にまとめてみました。
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