テープカットの由来は?あなたがテープカッターに選ばれた時のスマートなやり方
今朝TVで見かけた「沖縄にセブン-イレブンがオープンし、市民が大喜び!」というニュースの中で、オープニングセレモニーとしてコンビニの店員さんやお偉いさん方がテープカットをしていました。
そんな何気ない光景をぼんやり見ていた所、「テープカットって誰が始めたんだろう?」という誰得?な疑問が浮かんでしまったので、記事にしてみました。
今回は、「テープカットの由来」と「テープカットのやり方」について、手短にまとめてみました。
テープカットの由来
テープカットの由来は、もともとヨーロッパの伝統的な式典で、リボンが統一や紐帯のシンボルとされていた、アーサー王(5世紀から6世紀頃)の時代まで遡ります。
リボンが切られた時に農奴や女性が開放され、少女は結婚するため父親によって新郎に渡されました。
このシンボルとされていたリボンを『切る』という行為によって、今日では何かを「解放する」または「開く」という意味になるのだそうです。
日本では、1871年の『鉄道開通の竣工式』で初めて取り入られたとされています。
本来は列車の開通を祝う際に行われていたテープカットが、現在では開所式や展示会など様々な式典のオープニングセレモニーとして取り入れらています。
しかし、これらの情報には諸説あり「いつ誰が始めたのか?」など正確な文献などは残っていないようですね。
これであなたもテープカットマスターだ!〈やり方まとめ〉
みなさんはテープカットをした事がありますか?(私は残念ながら、経験した事がありません…)
もし、テープカットをする場面になった際には、「もう100回くらいはやってますよ?」みたいな顔をして、スマートにセレモニーをこなしたい所ですね。
そんなテープカットマスターになって頂くために、テープカットの基本的なやり方をまとめました。
テープの前に全員整列!
- 任命された方々とテープの前に整列。
- 案内係の指示に従い、自分の立ち位置へ。
- 配布された手袋やハサミを装着。
構えたらニッコリ記念写真😊
- リボンが自分の真ん中に来るように立つ。
- 左手でリボンのすぐ後ろ、または左側に出ているテープを持つ。
- ハサミはリボンを挟んだ右側のテープの所で構える。
- この構えのまま大抵は記念撮影があるので、テープカットの山場を楽しみましょう。
左手で持つのはリボン?テープ?
テープカット前の構えの際に、【リボンを持つ】か【リボンの左側のテープを持つ】かで、カット後のリボンアクションに違いがあるようです。
【リボンを持つ】
リボンは左手に残り、カットしたテープのみが、ハラリと落ちる。
静的で落ち着いたアクション。
【テープを持つ】
カットするとリボンが自重で垂れるため、動的で華やかなアクション。
セレモニーのタイプによって使い分け出来れば、格好良いですね!
左利きさんは要注意!
テープカットの際は、並んでいる全員が同じ向きでカットする必要があります。
右利きが多い中、左手でカットしてしまうと右側の方とテープで繋がれてしまうことになり、気まずい時間を過ごすことになるでしょう。
「日本左利き協会(仮)」のテープカットなら全員が左利きの可能性も高いので大丈夫かも知れませんね。
逆手でハサミを使うのは結構難しいので、少し練習しておいた方が良さそうです。
いざカット!
司会者の掛け声と共に息を合わせてカットするので、絶対にフライングカットだけはしないよう心掛けたい所です。
カット後も大抵は記念撮影があると思われますので、テープカットの余韻に浸りながら今日イチの笑顔で撮影に応じましょう。
『貴重な経験』テープカット経験者の声
高梁図書館のオープニングセレモニーに参加させていただきました!
— ともみ (@KYHws1QWANhZiZA) 2017年2月4日
テープカットもさせていただいたし、1番最初に入ったりして、貴重な経験をさせていただきました! pic.twitter.com/ltWAIFn1fi
#ラグビーワールドカップ2019 🏈#オープニングセレモニー
— 野島樺乃(SKE48) (@nojimakano_0906) 2018年10月6日
終わりました。
人生初✨テープカット🎊
貴重な経験をさせていただきました!
会場に来てくださったみなさんありがとうございました😊 pic.twitter.com/0mJZ8Od2Pn
CMキャラクターを務める、
— 山本涼介 (@ryosuke_y_515) 2018年10月1日
アイカ工業さんの新技術棟
開所式のテープカットに
参加させて頂きました!!
この度はおめでとうございます㊗️
...貴重な経験をさせて頂き、
ありがとうございました!
少ししか滞在できませんでしたが、
ひつまぶしを頂きました😙
またすぐ行くぞ!愛知県!@AICA_Kogyo pic.twitter.com/vllAuSOq1Q
テープカット経験者の方が感じる「貴重な経験」という感覚。
人生の中でテープカットに参加する機会は中々無いかも知れませんが、もしもその役目が回ってきた時の準備にこの記事が役立ってくれると幸いです。
オープニングセレモニーに華を添える立派なテープカッターになれることをお祈りいたします。
以上、『テープカットの由来は?あなたがテープカッターに選ばれた時のスマートなやり方』を手短にまとめてみました。
ご自身でイベントを行う際に、テープカットを取り入れてみるのも面白いかも知れませんね。貴重な体験になるはず!