優しい発明!点滴が怖い子供達の為のぬいぐるみ『Medi Teddy(メディテディ)』
可愛らしい点滴袋用カバー「メディテディ」が話題です!
出典:Medi Teddy
点滴中の子供達の不安感を和らげてくれる、点滴袋用カバー『Medi Teddy(メディテディ)』について、手短にまとめてみました。
発案者は12歳の女の子
驚くことに発案者はアメリカに住んでいる12歳の女の子だそうです。
女の子の名前は「Ella Casano(エラ・カサーノ)」さん。
コネチカット州に暮らす可愛らしい女の子です。
エラちゃんは、7歳のときに特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と呼ばれる自己免疫疾患と診断され、その頃からずっと6〜8週おきに点滴をしなければならない生活を送ってきました。
病室で点滴を受けるエラちゃんは、点滴のポールやチューブなどの医療機器が怖かったようで、持っていたぬいぐるみを加工し、点滴袋カバーを自分で作ったそうです。
エラちゃんが作った「ぬいぐるみ型点滴袋カバー」は、病院内でも好評!
彼女と同じく点滴中に不安を感じている子供達の為、商品化へと動き出します。
出典:Medi Teddy
後ろは看護師さんが点滴の量を確認しやすい様な作りになっています。
クラウドファウンディングで資金調達。予想以上の反響が!
出典:Medi Teddy
商品化のため工場へ生産を頼みますが、最低で500個からの受注となり、金額で5,000ドル(約53万円/1個10ドル)が必要という事でした。
そこで、エラちゃん親子はクラウドファウンディング「Go Found Me」で支援を募り、目標資金5,000ドルを目指します。
メディテディの可愛く優しいアイデアに、多くの支援者が集まり、開始から10日間で約640人もの方が寄付をされ、目標の5,000ドル(約53万円)を大きく上回り、約22,000ドル(約235万円)以上もの資金が集まっています。
(2019.7.22/ブログ更新)$23.723(約256万円)に増えており、支援の輪が広まっているようです。
この資金を元に、病院にいる子供達へ「メディテディ」が寄付されるようです。
メディテディによって、たくさんの子供達の不安が少しでも解消出来れば、素晴らしいですね!
メディテディは個人購入も可能です。
現在、メディテディの公式サイトでは、予約注文を受け付けていますので、個人での購入も可能です。
1個 19.99ドル(約2,150円)プラス送料で購入することが出来ます。
公式サイトからプレオーダーに進むと、名前やメールアドレスなど簡単な記入欄があり、後ほどメールが返信されて案内が届くようです。
優しい発案者と、その活動に賛同した優しい支援者によって誕生した「メディテディ」は、きっと様々な場所で優しく見守ってくれることでしょう。