八村塁選手の快挙...とはいえ、NBAドラフト1巡指名の凄さがピンとこない私とあなたへ。
八村塁選手が日本人初のNBAドラフト1巡指名!その凄さとは?
今回は、日本人バスケットボール選手初の快挙!と話題の八村塁選手が『NBAドラフト1巡指名』された事の凄さについて、あまりピンときていない私やあなたのため、NBAの仕組みやドラフトに指名される凄さについて、手短にまとめてみました。
日本人NBAプレーヤーである、田臥勇太選手や渡邊雄太選手との違いについてもまとめていますので、誰かにちょっとだけ説明できる位にはなれるかと思います。
NBAのドラフトとは?
昨年に続きドラフト指名された全60人のハイライトをまとめました、是非応援チームに加入する選手のプレーをチェックしてみて下さい。
— cata.@NBA (@ct_nba) 2019年6月22日
「八村塁を含むNBAドラフト2019で指名された全60人のハイライトをまとめてみた」https://t.co/mcZHixCPvn pic.twitter.com/nZCO2XjIDh
毎年行われるNBAのドラフトは、レギュラーシーズン終了後の「6月の第4木曜日」に開催され、アマチュア選手との契約交渉権を獲得するために行われる恒例の行事となっています。
NBAのドラフトで指名されるのは、全世界で60名のみ!
NBAには30チームが所属していて、ドラフトでは1チームにつき指名できるのがなんと2人だけ。
前シーズンの成績や抽選結果などをもとに、各チームが順番に1人ずつ指名して行き、2巡します。
30チーム×2名で60名なんですね!
NBAドラフト会議、八村塁選手のスーツに隠された「秘密」が粋すぎる https://t.co/wcmcZ82CtM @togemaru_kより→個人的には裏地にというところが粋ですね。渡辺選手とともに応援しております!
— ゆーこ (@ToraSanDeSyo) 2019年6月22日
また、重要視されるのが指名された順位のようで、年俸や契約後の待遇などに大きな違いがあるようです。
八村塁選手は「1巡目の9位指名」なので、1年目の年俸は最大で約5億円、2年目までの契約も保証されており、1巡指名選手の移動はプライベートジェットかファーストクラスだそうです。
NBAの平均年俸は約7億円と言われており、世界のスポーツリーグの中で1番高く、2位のMLB(メジャーリーグベースボール)の平均年俸が約4億8000万円なので、NBAの人気の高さが伺えます。
バスケの競技人口は世界で4億6000万人と言われていて、正規契約でNBA選手になれるのは450人だけ。(1チームにつき15人が契約、15人×30チームで450人)
約100万分の1の確率という、超狭き門です!
NBA公式に上がってる八村選手のジャケットがお洒落だ〜私は全くバスケ知らんけど友人がNBA好きなので色々教えてもらった!最近のNBAドラフトはスーツの裏地をアピールするのがトレンドらしい!日本とベナンがおしゃれ〜204cmもありゃ何でも似合うしな! pic.twitter.com/BkHOMCqyxN
— М (@m01291004) 2019年6月21日
今回、八村選手が指名されたNBAのドラフト会場の様子をテレビで見ていていると、会場が凄く豪華で選手達も皆ドレッシーだったのが印象に残りました。
あの様子を見ているだけでも「凄いことに選ばれた」のは伝わって来ましたが、「NBAドラフト」について調べると、“凄いこと”が“めちゃくちゃ凄いこと”だと分かりました。
NBAプレーヤー田臥選手と渡邊選手との違い
今日、田臥勇太選手以来14年振り2人目のNBA公式戦デビューを果たした渡邊雄太選手。デビュー戦の相手が田臥が14年前に所属していたフェニックス・サンズだったのもなんか、バトンがようやく渡った感じがして目頭が熱くなってしまう pic.twitter.com/TH5oIyf6r8
— ワタル (@whattts) 2018年10月28日
日本人初のNBAプレーヤーとなった「田臥勇太選手」や2018ー2019シーズンのNBAデビューを果たした「渡邊雄太選手」は、共にNBAがシーズンオフの時に開催される「サマーリーグ」を経由し、NBA選手として契約をされています。
「サマーリーグ」とは、NBAのシーズンオフに行われるリーグ戦のことで、簡単に言うと各チームの首脳陣に自分の実力をアピールできる場所のようです。
サマーリーグで大活躍を見せた渡邊雄太選手がグリズリーズと2way契約を結びました。
— cata.@NBA (@ct_nba) 2018年7月20日
渡邊選手は今季Gリーグをベースに最大45日間NBAチームにも所属する事が可能となります。
これで今季NBAの試合に出場する事はほぼ間違いなし、厳しい環境の中確実に結果を残し夢を掴んだ渡邊選手。素晴らしいです。 pic.twitter.com/QN4ZdWTwLz
八村選手のようにドラフトで指名を受けた新人選手には、NBAレベルで通用するかを見られる第一関門となり、スター選手への登竜門とも言われています。
ウィザーズの一員となった八村塁、サマーリーグへ「実力を示す良い機会」と意欲 - バスケットカウント https://t.co/9pZqE7TAzS 「みんなが興奮してくれていて僕もうれしい」ウィザーズからNBAドラフト1巡目指名を受けた八村塁は、一夜明けた現地21日にワシントンDC入り。ファンや関係者から歓迎され… pic.twitter.com/lgMervXnsa
— Gnews (@Gnews__) 2019年6月22日
また、田臥選手や渡邊選手のようにNBAの契約を勝ち取りたい選手には絶好のアピールの場所なので、『NBAの経験が浅い選手』『ドラフトから外れた選手』『海外のプレーヤー等を含むNBA未経験の選手』『再起を掛けたベテラン選手』などが出場し、熾烈な争いを繰り広げます。
田臥選手も渡邊選手も、このサマーリーグで実力を認められ、契約を勝ち取りNBA選手となりましたが、八村選手は現段階で契約が確定しているという点が異なる所と言えます。
NBAブログを更新しました。
— cata.@NBA (@ct_nba) 2018年7月8日
「ジョージ・ワシントン大学を卒業した渡邊雄太がNBAサマーリーグで躍動」https://t.co/0qgvfqzfEc pic.twitter.com/hXBGQZisDX
ちなみに各選手が契約したチームがこちらです。
- 田臥勇太選手/フェニックス・サンズ(2004年)
- 渡邊雄太選手/メンフィス・グリズリーズ(2018年)
- 八村塁選手/ワシントン・ウィザーズ